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井口 哲夫*; 渡辺 賢一*; 河原林 順*; 瓜谷 章*; 榎田 洋一*; 渡部 和男
JAERI-Tech 2004-010, 62 Pages, 2004/03
短パルス・高繰り返し率で適切な出力強度の得られる波長可変レーザーを用いて、中性子ドジメトリーへ共鳴アブレーション(RLA)現象を効果的に活用するため、理論モデルにより最適条件、すなわち、高感度性と元素選択性の両立を図ることのできる条件を探索した。その結果、従来の低繰り返しレーザーと比べ、約100倍検出感度を改善できることを実証した。さらに、改良型RLA-質量分析システムにより、14MeVDT中性子照射を行った高純度Al試料中に生成された極微量長半減期核種Al-26を明瞭に検出することに成功し、本分析手法に基づく中性子ドジメトリー手法の実現可能性を示すことができた。
赤木 浩; 横山 啓一; 横山 淳
Journal of Chemical Physics, 118(8), p.3600 - 3611, 2003/02
被引用回数:29 パーセンタイル:67.27(Chemistry, Physical)N-H伸縮高振動励起したNH(5)の紫外光分解の実験を行った。実験はジェット条件下で行い、生成したH原子を共鳴(2+1)光子イオン化により検出した。5領域のアクションスペクトを測定することで、N-H結合解離断面積の相互比を求めた結果、4+振動状態が5状態よりも1.230.06倍、断面積の大きいことがわかった。この結果に対して、波束計算を用いて理論的に解釈することを試みた。
佐藤 圭*; 綱島 滋*; 高柳 敏幸; 藤沢 銀治; 横山 淳
Chemical Physics Letters, 245, p.432 - 436, 1995/00
被引用回数:2 パーセンタイル:9.7(Chemistry, Physical)赤外多光子解離で生成したHCl(v=0およびv=1)の回転分布をトリクロロエチレンについて測定した。HClは飛行時間型質量分析器と[2+1]共鳴多光子イオン化を組み合わせて検出した。回転分布はいずれの振動状態についてもボルツマン分布で近似できた。回転温度v=0については910K、v=1については490Kであった。HCl(v=0)については検出用のレーザーのみを用いた実験でも検出された。これは紫外光で分解したHClに相当する。同じようにボルツマン型の回転分布をしており、温度は5500K程度であった。HClの回転エネルギー分布について、3中心および4中心脱離のメカニズムと関連づけて議論した。
中野 元善*; 乙部 智仁; 板倉 隆二
no journal, ,
紫外レーザー場中Kr原子の多光子イオン化について光電子運動量画像計測を行った。レーザー強度が38TW/cmまで増加したとき、光電子角度分布に着目すると、P準位への5光子イオン化に帰属されるエネルギーの光電子は、偏光方向に対し垂直方向放出する成分が増強され、特異的な角度分布を示すことが明らかとなった。